----------------------------------------------------------------- □■□ HybridGA法に基づく新規X線結晶構造解析プログラム □■□ ■□■   〜 日本発のX線構造解析手法の商品化へ 〜  ■□■ ----------------------------------------------------------------- 4月1日、弊社は、HybridGA法に基づく新規X線結晶構造解析プログラム について、その知的所有権を保有する名古屋大学から実施許諾を受け、 商品化を行うことで合意いたしました。 http://www.nagoya-u.ac.jp/pdf/research/news/20100405_engg.pdf 通常、結晶構造の確定には単結晶のX線回折が用いられますが、十分に 大きな単結晶を得ることは困難な場合が多く、粉末X線回折データから 結晶構造を決定する手法への期待が高まっています。 これまでにも、モンテカルロ法、シミュレーテッドアニーリング法、 遺伝的アルゴリズム等を利用した実空間法のソフトウェアが開発されて いますが、いずれの方法でも考慮する自由度が増加するにつれ探索試行 回数が膨大になるため、その適応範囲は50原子程度(自由度は20程度) の小さい分子に限られていました。 名古屋大学では、遺伝的アルゴリズムに独自のアルゴリズムを組み合わ せたHybridGA法により、短時間で効率的に候補構造を探索する手法の開 発に成功し、従来では困難であった高い自由度を持つ分子や共結晶の構 造決定で、既に多くの実績を上げています。 http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2008/080310-3 弊社は、昨年から予備検討を続けておりましたが、そのアルゴリズムの 革新性とプログラムの性能ならびに適用範囲の広さに鑑み、今回、名古 屋大学が保有する特許権及び著作権の使用許諾を受けて、このプログラ ムの商品化を行うことといたしました。今後、スタンドアローンで実行 できるアプリケーションとして商品化検討を行うとともに、統合計算化 学ソフトウェア『MOE』上からシームレスに実行できるよう、インター フェースも合わせて開発し、10月1日の発売を目指します。また、将来は MOE以外のGUI環境についても検討を行う予定です。 なお、本ソフトウェアの詳細につきましては、7月7日、大手町サンケイ プラザにおいて開催される『MOEフォーラム2010』で発表を予定しており ます。MOEフォーラムのスケジュール等は決まり次第以下Webページにて ご案内いたします。 https://secure.rsi.co.jp/kagaku/cs/seminar/moe2010.html ------------------------------------------------------------------- Copyright (c) 2010 Ryoka Systems Inc. All rights reserved.