三菱ケミカルホールディングスグループ
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PHA_Organizer(定量的リスク解析プログラム)

概要

PHA_Organizerは、化学プラント等におけるリスクを定量的に解析するソフトウェアです。

化学プラントは、万一事故が発生すると、長期にわたる重大な被害を生ずる恐れがあります。 かつてセベソ(1975)、ボパール(1984)等で発生したプラントの大事故の教訓から、化学プラントの安全性に対する社会的要求が高まり、米国職業安全衛生局は1992年にプロセス安全管理の基準を制定しました。

この中で、事業者には、毒性、反応性、可燃性、爆発性物質の破局的な流出防止や被害の極小化を目的にして、化学プラントの安全性解析PHA(Process Hazard Analysis)を含む広範な安全管理を行うことが義務づけられています。

PHAを行うには、事故シナリオを抽出して記述する場合、HAZOP(Hazard and operability studies) 等の、テーブルの中に事故シナリオに関する項目を記述していくツールが多く使われています。しかし、これらの手法では、事故シナリオの抽出や表現が解析者に依存するため、解析結果のレベルを一定に保つことは困難です。 さらに、定量的解析を実施するためには、一般にフォールトツリー(FT)解析を行う必要がありますが、HAZOP等で得られた事故シナリオを基にしてFTを構築し事故確率を算出するには、再度多大な労力を要します。

三菱化学は、1995年、自社のプラントの安全性を定量的に、かつ属人性を排して常に同じ精度で行うことのできるツールの開発に着手し、三菱総研の協力を得てPHA_Organizerを完成させました。 PHA_Organizerは、三菱化学独自の事故シナリオ作成手順であるHAZchart法に基づき、事故シナリオの検討からFT解析までを一貫して行うことができるソフトウェアです。 三菱化学では、1998年以降、火災・爆発・毒性物質漏洩などの潜在的危険性をもったプラントの大規模な改造や新設の際、あるいは既存プラントのプロセスSRの際、全てこのPHA_Organizerを活用して安全性評価を実施しています。
三菱化学株式会社SR活動関連ページ

詳細は下記をご覧ください。

パンフレット



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